うちの子が不登校に!?

こんにちは。中学生の息子を持つ、カナコと申します。
普段は会社に勤めながら、子どもを育てています。

息子が小さい頃は、同じく働きながら子育てしている同僚が「子育ては大変!」と言っているのを聞きながらも、
「子育ては、思いどおりに行くものではないから」
「子育てが大変なのは、当たり前だよね~」
などと、考えていました。
だって、子どもはひとりの独立した人格をもった存在。親の思い通りにいくわけない。
(そうやって言い聞かせていたのかもしれないですが)

だから、子育てには余裕を持っている方だと自負していました。
息子が小学5年生になるまでは。

 *

4年生までの息子は学校が大好きでした。毎朝元気な声で「いってきまーす!」と家からランドセルを背負って出かけていきました。もともと人懐っこい性格なのかクラスの友達を始め、職員室の先生からも可愛がられていました。

ところが、5年生になってから異変が起きました。

お正月を過ぎた頃。
ある朝、息子が苦しそうな様子で、ベッドの上で言いました。
「ママ、熱がないけれど・・・学校を休んでもいい?」
明らかに、普段と様子がおかしかったのです。

私は「学校へ行かなくてもいい! 熱がなくてもいいから、休みなさい。」
そうやって答えるのが精一杯でした。

 *

少しずつ、息子から話を聞きました。
とにかく、ヒステリックな口調の担任は、自分の機嫌が良くないとカミナリのような怒鳴り声を上げたそうです。もともと漢字を書くのが得意ではなかった息子。丁寧に書いても、少しでも先生の書き方と違うと、即座に赤ペンで大きな「バツ」を付けられました。

また、別の日には宿題の範囲を間違えてきてしまった女の子に対し、先生がみんなの前で怒鳴りつけました。
「勉強する気があるのか!?」
その女の子は、クラスのみんなの前で泣いてしまいました。

そんなことが度々あったそうです。
それでも息子は「学校は通わなくちゃ」と、毎日出かけていたのでした。

息子はがんばって耐えてきたけれど、もう限界でした。。
小学校へ電話し、「息子を一週間、休ませます」と伝えました。
ひとまず、静かな一週間が過ぎました。息子はよく、眠っています。

しかし、一週間を過ぎた頃、学校から電話がかかってきました。

「お子さんの様子はどうですか?」
「学校をずっと休んでいると、学校へ来れなくなっちゃうから来てください」
「自分でこれないなら教師が迎えに行きます」

それから、学校との戦いが始まりました。

息子にとって、学校はもう、恐怖の対象でしかありませんでした。
4年生まで楽しかった学校。
息子が「学校って、先生ひとりの存在で、あんなに変わるもんなんだね」
担任の顔、怒鳴り声を思い出すだけで、彼は精神的な苦痛を覚えずにはいられませんでした。

学校へ行って担任のことを訴えても、校長は「担任はよくやっていた」との一点張り。まったく話が通じませんでした。他の先生も、心配するのは「学校へ来ないのは困ったことだ」。息子の気持ちを考えてくれる先生がいませんでした。

「学校は、もう少し味方になってくれると思っていたのに…」
私はショックを受けました。
「学校という巨大な存在と孤独に戦っている」ということに、私自身が疲れてしまいました。

最後に担任と会ったとき、息子を全く心配する様子がありませんでした。たまりかねず「息子に対して、何か言うことはないですか?」と聞いてみました。担任は薄笑いしながら、しかし黙っていました。
それをみて「ああ、息子は先生からのイジメに遭っていたのだな」ということが、やっとのみこめました。そして、それに気がつかなかった自分も責めました。

安心して通わせていた学校で、まさか、そんなことがあるなんて・・・。
だって、学校は生徒を守ってくれるところだと信じていましたから。

それから、あれだけ人懐っこかった息子は「人間不信」になってしまいました。
こうして、小学生にして息子の不登校が始まりました。

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